神経痛の正体
「いらいら棒」というのをご存知でしょうか?
電気の通ったぐにゃぐにゃした線を棒で通してゴールをめざすゲーム。
手持ちの棒が導線を触るとびりっと来ます。
人の体には無数の神経が張り巡らせています。
そのうち「感覚神経」と呼ばれるものは、体の各部位で起こった刺激を「痛み」という信号にして脳まで伝えます。
つまり神経痛は、神経そのものが破損ではなく、その神経を何かが刺激していることによって起こる現象のことです。
整体にやってくるお客様が訴える「座骨神経痛」も骨盤から足先に伸びている座骨神経に何かが触れて「痛み」という信号が脳に送られています。
また「椎間板ヘルニア」による腰の痛みも、脊椎(背骨)の軟骨(椎間板)がはみ出て神経に触り、「痛み」が脳に伝わる現象です。
言い換えれば、これら「神経に触れているもの」をどかすことができれば、痛みから解放されるということになります。