好きなんだけど、ずっとは居られない
私はこたつが好きで、嫌いです。
子どもの頃から、冬場に足が冷えやすいので、ストーブで全身を温めるよりも、足先がいつも温かいこたつの方が幸せを感じます。
でもこたつには「ずっと座っていると腰が痛くなる」という欠点があります。
「座椅子を使ってテレビを観る」などはまだいいのですが、パソコンや書き物など手を前に出してやる動作を続けると、一時間くらいで腰が痛くなってしまいます。
だから、30~40分くらいで終わるものはこたつで、1時間を超えそうな作業は机+ストーブと使い分けています。
さて、ここからが本題。
こたつにずっと座っていると、体に悪いことがもうひとつあります。それは
「猫背になりやすい」ということ。
最初は骨盤を立て、脚に対して垂直に座っていますが、腹筋の力が弱い人は次第にその状態を維持できなくなります。
するとお腹を引っ込めて骨盤を倒すのですが、同時に背中が丸まってしまい猫背になるのです。
私は「猫背」は病気ではなく単なる「癖」だと思っています。
ならば、繰り返せばそれが体に染み付いてしまうし、本気で直そうとするならばできるものです。
今年の年末年始、こたつに入る機会も多いかと思いますが、腹筋の力に自信のない人は、せめて50分に一回こたつを離れて、歩いたり、椅子に座りなおしたりしてみてください。
「こたつで寝てしまう」というのは、
こたつで座っている→腰が疲れてくる→横になった方がラク→知らぬ間に寝てしまう
というパターンが多いのではありませんか?もしそうなら
「1時間たったらこたつから離れる」年末年始、これをやってみてはいかがでしょうか?