「階段を降りると膝が痛む」~ひざ痛み6パターンを調べてわかったこと

【歳を取ったら、いつかは膝が痛くなる】

これって、どうしても避けられない事実なのでしょうか?

私のいる街を見渡すと、確かにぴょこぴょこ歩いている年配者を多く見かけます。

「あ~、膝が悪いのだな」と見てわかるような歩き方をされています。

  

そのとき私は思いました。

人が晩年に向き合う「ひざ痛」という問題は、

現在、ひざが痛い人をなんとかすることも大事だが、

将来、ひざが痛くならないようにするために、若いときに何をすべきか知っておくことも重要だと。

  

そこで、このページにたどり着いて頂いたみなさまだけに、

私が調査・整理した「ひざ痛」のメカニズムをご紹介したいと思います。

できるだけ、わかるやすくお伝えするために「ひざ痛」の現象を6パターンに分け、6つの記事に分けて掲載します。

  

◆こういう動作で膝が痛い場合、考えられる原因は〇〇で、体の中でどんなことが起こっているか。

◆そういう現象が起こってしまったら、まず何をしなければならなくて、整体を受けるとどう変わるか。

◆既に痛みが出ている場合と、まだ出てない場合と、打てる対策は違うのか?

◆また、その対策も年代によって同じなのか、違うのか?

ストーリーは上記のように、同じような流れで書くことを心がけます。

パターン(1):階段を降りると膝が痛む

平地を歩いている分には何でもないのだが、下り坂や階段を降りると膝が痛むという人がいます。

「ひざにかかる力」×「体重」 でググってみると、

細かい数字に置いてはいろいろな意見が出ていますが、おおよそこんな結果でした。

・平地を歩くときには、体重の2~3倍

・階段の上りで3~4倍

・平地を走るときは4~5倍

・下り坂においては6~7倍

つまり、日常生活において、「下る」「降りる」という行為が一番膝に負担をかけているということが、わかります。

 

階段を降りる動作は、

①まず片足を上げて、②前に出し、③一段下に着地し、④もう片方の足を宙に浮かせ ⑤前に出す

という流れとなります。さて①~⑤の一連の動作の中で一番ひざに負担がかかるのはどこでしょう?

詳しく調べる前、私は④だと思っていましたが、実際は③の時の方が膝にかかる衝撃が大きいらしいのです。

④のときこそ、全体重が片方の膝にかかっているかのように思いますが、

人は歩きながら「体重移動」ということを無意識にやっているので、③の時点で体重のほとんどが前半分にかかっているのです。

だから③の動作をゆっくりやること、まるで無重力のように軟着陸させることが、

下り坂、もしくは階段を降りるときに膝にできるだけ負担をかけない一番の方法なのです。

 

※記事は1000文字を超えました。「階段を降りると膝が痛む」の調査・整理の内容は、次のブログ(11/21掲載予定)で続きを書きます。

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