外側太もも、硬くならないためには?
太ももの外側は、硬くなってもすぐには痛みが出ない。
だから、ある日痛みとともに立てなくなることがある。という話を2回に渡ってしました。
では、日頃何に気をつけたら、防げるのでしょう。
前回、体幹(インナーマッスル)を鍛えればいいというお話はしましたが、
実はインナーマッスルってある程度知識がないと鍛えられない、コツが必要な筋肉です。
それよりも、もっと簡単な方法があります。
外側の筋肉に負担がかかるということは、すなわち、反対側の筋肉(内側広筋)が機能してない可能性が高いです。
内側広筋は「脚を閉じておく状態を維持する」ための筋肉。
若いときはしっかりしていますが、使っていないと、年齢と共に機能が衰えます。
だから、内側広筋を使う→ゆっくり開脚&ゆっくり脚を閉じる、を毎日の日課に取り入れて頂くと
機能していなかった(眠っていた)内側広筋がよみがえり、外側広筋の負担を減らしてくれることでしょう。