睡眠の質と疲労の関係
一日の疲労を十分に取り除くにはどうしたらいいのでしょう?
まず、前提条件として、お風呂や整体では疲労は取れません。
あなたができる「疲労を取り除く」行為は「睡眠」だけなのです。
だから、いかに睡眠の質を上げるかが疲労回復のカギなのです。
では具体的にどうしたらよいのか?
まず十分な睡眠時間を確保すること。個人差はありますが最低6時間欲しいし、8時間取れれば申し分ありません。
次に寝入りをスムーズにすること。それには毎日きちんとお風呂に入り、体を温める必要があります。
人間は体温がいったん上昇してから、徐々に下がっていくと眠気を誘発します。雪山で眠くなるのはこの原理です。
また、寝る30分前はパソコンやスマホは控えましょう。
光を放つディスプレイを見てると交感神経が優位となり、寝入りの妨げになります。
スムーズな寝入りができたら、今度は最中を良好であり続ける工夫です。
まず、飲酒はマイナス要因と考えてください。
酔うと寝入りはしやすくなりますが、脱水症状に襲われる可能性が高いため、決して良好な状態とはいえません。
また、お風呂に入ると適度な水圧が体にかかるので、よい意味での疲労感があり眠りが深くなります。
整体も同様で、体をほぐすと体中の老廃物が流れやすくなり、寝てるときにリンパを通って腎臓まで運ばれていくので
翌朝はすっきり起きられます。
つまり、疲労を取ることができる方法は「睡眠」だけですが、その質を向上させるのに「お風呂」や「整体」は有効ということです。