体年齢の若さは行動も変える
機械製品の会社を経営しているAさん(男性)
当店が大網白里市にオープンした年に初めて来てくださったので
もう10年のお付き合いになります。
Aさんの主な悩みは「背中が張ってしまうこと」
こちらから仕事についてあえて聞くことはしませんが、
ときどきこぼすお話を聞くと「社長業って大変なんだな」と思います。
「背中が張る」という現象は、スポーツなどの激しい動作では起こりにくく
むしろ、じっと座って細かい作業をやり続けたときに起こり易いです。
一度溜まった背中の疲れは、
寝ている間に寝がえりを打つことによって大分解消されますが、
若者と違いあまり寝返りを打たない(打てない)年配者には、
「整体でほぐす」などのプラスアルファが必要です。
もしかして、Aさんがひょっと現れるときは、
『寝ても背中の疲れがとれないな』と感じたときなのかもしれません。
そんなAさんが、最近では脚の施術をよく希望します。
めずらしいなと思い、訳を聞いてみると
昨年秋に柿を取ろうとしてジャンプした。着地の体制が悪くて左のひざを痛めてしまった。
ひざの片方を痛めると、両足で均等に踏ん張ることができません。
結果、何でも無い方の脚に負担がかかり疲れやすくなってしまうのです。
それにしても「柿」のためにジャンプとは!
10年の施術の積み重ねがAさんの体年齢を若返らせ、
『あのくらいなら取れる』と思わせたのかもしれませんね。