仕事を持つお母さんの肩こり

仕事を持つお母さんは大変です。
今日は娘さんの成人式に車で送りに行ったその足で、駆け込みでやってきたお客様がいました。

『式が1時間ちょっとあるから、その間にできないかと思って』
聞けば、単身赴任していた旦那さんが帰ってくるから家の掃除をしていたらしく
『先生、もう限界!腕が鉛のように重いよ。肩にも何か乗っかっているし』
もちろん、乗っかっているのは「霊」とかではなく「肩こり」でしょう。

「大丈夫です。肩の上部にコリの塊があるからそう感じるのです。ほぐれれば重いコートを一枚脱いだように軽くなりますよ」
そう言って施術前に肩の可動域テストをやって頂きました。

「きをつけ」の姿勢から腕を広げ、頭の真上で手の甲同士を合わせる簡単なテストです。
これが肩こりの進行状況を見極める基準となります。結果は「四十肩」でした。
それじゃ腕も重いし、何か乗っている感じはしますよね。
これは僧帽筋をゆるめ、肩甲骨はがしをやれば解決できそうでした。

四十分の施術の後、もう一度先ほどのテストをやって頂くと
『なんかこわい』
とおっしゃるので、手を添えゆっくり上げてみると、見事、手の甲が頭上でタッチ!
『嘘みたい』
嬉しそうにそう言ってお帰りになりました。

自分の仕事が終わっても家族のために奔走しているお母さんたちは、とかく自分のことを後回しにしてしまいがちです。
日頃から「ありがとう」の気持ちを持ち、「大丈夫?」のひとことをかけてあげたいですね。

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