自覚症状のない痛み「圧迫骨折」
「骨折がある場合、整体師は手も足も出せない」とgoogleページに書きました。
( https://seitai-oami-orikasa.business.site )
「ケガしている所に力を加えて施術をしたらよけいひどくなる」というのは、少し考えれば誰でもわかると思います。
しかし骨折には「圧迫骨折」という自覚症状も心当たりもがないものがあり、その場合はそのまま施術に入ってしまうこともありえます。
階段を下りたり、体操したり、本来なら骨が壊れたりしないような日常の動作でも、加齢などで骨密度が小さくなると、ふとした拍子で骨にひびが入るのです。その際、神経まで達していない壊れ方だと本人の自覚症状はほとんどないという訳なのです。
だから、痛みに関しては、その箇所だけでなく
・いつ頃から痛むのか? ・心当たりはあるのか?
・どんな動作をすると痛むのか? ・じっとしていると痛いのか?
・痛みに波はあるのか? ・風呂に入って温めたら痛みの度合いはどうなるのか?
などを聴いて、その可能性をつぶしてから施術に入るよう、細心の注意を払っています。