東京都の感染者が連日100人を超えています。先月19金、県外の移動が解禁され人々が離れたところに住んでいる家族に会いに行ったり、隣接県にある病院へのお見舞いに行ったりできて本当によかったという反面、「二週間後に悪い結果が出なければいいな」と思っていたので、その予想が当たったのはとても残念なことです。

この数カ月で学んだこと

世の中が「感染拡大防止」と「経済の復活」の両輪に舵を切ったことは誰が見てもわかります。しかし「さじ加減」は人によってバラバラで、緩め方の個人差が意外に大きいことを知りました。私は毎日車通勤していますが、「大丈夫だろう」ではなく「こんなことがあるかもしれない」という気持で運転しています。「2ヶ月もがまんしたのだからそろそろいいだろう」という気持ちは痛いほどわかりますが、ワクチンが完成していない状態での解禁は、「もし再拡大したらこんな影響が起こるかもしれない」ということをイメージしながら、最初は「おっかなびっくり」くらいがちょうどいいのかもしれません。

誰のために動くのか?

「さじ加減」が個人にゆだねられた今、自分ならどうするか?を真剣に考えました。私にとって重要なのは、なんとか生計を維持しつつ、自分と自分の身の回りにいる人を守ることです。店では手洗い・除菌・換気をマメにやっているとはいえ、これで合格点なのか現時点では誰にも判断できない。仮に合格点までは今一歩だとしたら、あとは普段の行いにおいてマイナス要因になりそうなことを制限するしかありません。それが私の場合は「本業に直接かかわらない全ての事項をもう少しの間ストップさせる」ということでした。ただし、「リモートできそうなものは柔軟に対応する」のが条件です。

待たされている時間に何をする?

「巨大な台風は通り過ぎたけど、依然大雨は降り続いている」例えるなら今はそんな状態でしょうか?

たいていの人は「動くならもう少し小降りになってから」と思うはず。見えない敵がいる中でムリに外食や旅行に行っても今まで通り楽しむのは難しいでしょう。ならば、待たされている時間を自分自身の体の整備(チューンナップ)に使ってみるのも一手だと思います。

「食べてもできるダイエット」とはこれまでの「食事制限」という考え方ではなく、自分の思い通りにできる「食事管理」という概念を取り入れた方法です。これを成功させ、5年間続けている私が今実感しているのは「肉体年齢が5年前より確実に若くなっている」ということです。いまだに食べたいものを食べ、週一回のテニスだけの運動で維持できているのだから、自分でも不思議に思います。

今まで、見えない敵に負けない免疫力をつける方法をいくつかお伝えしてきましたが、究極は「その日の疲れを睡眠で解消し、翌朝すっきり目覚める」ということでしょうか。普段は寝つきも良く、一度寝たら朝まで起きない私でも、そうでない時もたまにあります。「振り返ってみればあれが原因だったのか?」ということをいくつか記事に書きました。