今の状態をどう見る?
一時は22万人もいた新規感染者数も、今ではその1/10程度まで落ち着いてきました。
しかし、第7波の山は元の数字に戻らないまま、下げ止まりを迎えました。
この2.5万人という数は、2021年夏に発生した第5波のピーク値(2.3万人)を上回っています。
デルタ株のとき、あれほど大騒ぎしたのが今は嘘みたいに普通の生活になっています。
政府が考えていることは?
・コロナと共存しながら経済の立て直しを図る(withコロナであり、アフターコロナではない)
・重症者が500人を超えなければ医療資源はパンクしない
・だから行動制限はしないし、給付金・補助金も引き締める
(注)個人的見解です
重傷者数と医療ひっ迫度について
重傷者数に注目し医療ひっぱくの黄信号(500人以上)と赤信号(1000人以上)の推移を整理しました。
A欄:重症者500人を超えてから1000人に達するまで(黄色信号)
B欄:重症者1000人超え(赤信号)
C欄:重症者1000人を割って500人に達するまで(黄色信号)
D欄:重症者500人以下(青と黄色の間)
上表からわかること
第5波、第6波は10日以内で1000人超えになっていたけど、第7波は1000人超えずにピークを終えた。仮に第8波が起こっても、同じように1000人超えしないなら、行動制限をかけないという政府の方針は変わらないだろう。
軽症者・中等症者の推移について
10/19現在、入院中や療養中の人数は466,354人。この数字をどう受け止めればよいか、過去の数字と照らし合わせて比較検討します。
2021年 | |
4/10 | 約 29,600 人 |
5/1 | 約 58,700 人 |
6/11 | 約 32,200 人 |
7/4 | 約 16,200 人 |
7/27 | 約 42,300 人 |
8/6 | 約 110,000 人 |
9/29 | 約 27,900 人 |
10/10 | 10,000人以下 |
2022年 | |
1/27 | 約 460,000 人 |
2/4 | 約 740,000 人 |
3/18 | 約 520,000 人 |
4/7 | 約 470,000 人 |
8/4 | 約 1,880,000 人 |
9/6 | 約 1,390、000 人 |
10/19 | 約 466,000 人 |
上表からわかること
日本の人口は変わっていないのに、2021年は3~10万人を推移していたのに対し、2022年は40~190万人となっている。「犬も歩けば棒に当たる」と言いますが、今出歩くとコロナをもらっちゃう確率は非常に高いということが言えます。
現時点での結論
1.新規感染者数は昨年夏のピーク値を下回らないまま下げ止まり傾向にある
2.今冬、第8波が来ても、重傷者が1000人を超えなければ行動制限はかからない
3.外に出て、多くの人と接触すれば感染する確率は昨年より高い
私の現時点での方針
1.暖房で換気が悪くなる1月2月は飲み会には行かない
2.仕事上必要な会食は少人数のみ承諾する
3.周りが声を出す可能性の高いライブコンサートには、まだ行かない