3年ぶりの行動制限が無いお盆を終えた今週、新規感染者数は高止まりしています。世間の関心は物価高や国際情勢に向けられていますが、本当に大丈夫なのか私なりの裏付けをとってみることにしました。
データ1:各ピーク時における一日あたりの新規感染者数(7日間平均)
第3波 (21年1月) | 第4波 (21年5月) | 第5波 (21年8月) | 第6波 (22年2月) | 第7波 (22年8月) |
約 6,500人 | 約 5,400人 | 約 23,000人 | 約 93,000人 | 約 215,000人 |
「病院がいっぱいで搬送先が無い」と騒いでいた昨年夏と比べ9~10倍くらいの人数になっています。これをわかりやすく有名な山の高さで例えると、こんな感じです。
データ2:ピーク時の重症者とひと月の死亡者数の比較
第5波(21年8月) | 第6波(22年2月) | 第7波(22年8月) | |||
入院・治療中 | 約 23万人 | ↗ | 約 87万人 | ↗ | 約 200万人 |
ピーク時重症者数 | 約 2200人 | ↘ | 約 1500人 | ↘ | 約 640人 |
死亡者数/月 | 約 1200人 | ↗ | 約 3800人 | ↗ | 約 4700人 |
入院・治療中の人がだんだん増えているのに、重症者数のピークは第5波ほどではありません。
これは政府が2022年から「感染しても原則自宅療養」という方針に舵を切ったからだと思われます。その結果、重症者数は下がっているのにもかかわらず、月の死亡者数(大半は高齢者)は増えています。これらのデータから言えることは、
①2年連続で真夏と真冬に流行している
②波の大きさは来るたびに大きくなっている。
③秋ごろ下げ止まりになるかもしれないが、2023年の冬には第8波が来る可能性は非常に高い。
私としては、飲み会やコンサートなどのイベントの参加は、まだお預けのようですね。前回のレターで書いた通り、新規感染者数(7日間平均)5千人以下になるまでは、これを守っていきます。
※データは全て「NHK 新型コロナウイルス 特設サイト」から引用しました。